大和ふるさと手帖〜奈良だより

故郷・大和(なら)のまほろばを紹介します。歴史、風土、寺院、遺跡、古墳。あすかびとを目指して。

2025-12-17から1日間の記事一覧

大津皇子「ももつたふ 磐余の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠りなむ」〜日常の岸で死を待つ、磐余の池に響いた鴨の声

ももつたふ 磐余(いわれ)の池に 鳴く鴨を 今日のみみてや 雲がくりなむ 現代訳 磐余の池で鳴いている鴨よ。その姿を、私は今日だけ見て終わるのだろうか。このまま雲の彼方へ隠れてしまうように、私はこの世を去ってしまうのだろうか。 歌の意味 この歌は…

吉備池廃寺跡(百済大井宮・百済宮跡推定地)〜青空を映す池と、国家が揺れた時代

奈良県桜井市に、風に揺れる水面と、鴨の鳴き声が静かに響く美しい池がある。青空を映した池を、数羽の鴨が気持ちよさそうに泳ぎ、遠くには集落と山並みがやわらかく溶け込んでいる。池を周回するだけで、大げさではなく、心が洗われる。 現在の吉備(きび)…

「はじめる会」代表インタビュー :奈良・橿原から“心が経済を動かす”未来をはじめる

日本のはじまりの地、奈良・橿原。この地を拠点に、「心が経済を動かす社会」を理想論ではなく“実装”しようとしているのが、「はじめる会」です。 代表を務める松田好生(よしお)は、生命保険業を本業としながら、ビジネス・コンサルティング、アカデミー、…