大和のうまいもん
名称:明日香川(あすかがわ) 原材料:砂糖、小豆、寒天、トレハロース、ゲル化剤(増粘多糖類) 販売期間:通年 販売元:天平庵 価格:120円 「明日香川(あすかがわ)」は、奈良県桜井市にある和菓子店・天平庵(てんぴょうあん)が手がける、上品なきん…
「奈良にうまいものなし」という言葉がある。 13年間、奈良で暮らした志賀直哉の言葉を、後にメディアがアレンジした名キャッチコピーである。 いったん自虐しておく。そのうえで、奈良の名産を食べた人が「いや、めっちゃ、うまいやん」と驚く。その落差ま…
名称:きんぎょすくい 原材料:和三盆糖(香川県製造)、澱粉/着色料(赤3,赤102、赤106、青1,黄4) 販売期間:夏季 賞味期限:約1年 販売元:天平庵 価格:430円 「きんぎょすくい」は、奈良県桜井市の天平庵が夏季に販売する、和三盆糖を使った落雁であ…
飛鳥宮跡と酒船石遺跡。明日香村を代表する史跡と史跡のあいだを、なんとなく歩いていると、道端にふっと和菓子屋が現れる。 今西誠進堂である。 「手作り和菓子 やきもち・だんご」 そう書いてある。飛鳥時代の政変だとか、斉明天皇だとか、蘇我氏だとか、…
古都に流れる麺の白糸。それが「三輪そうめん」である。 奈良県桜井市金屋で1877年(明治10年)創業以来、三輪そうめんの製造を営んでいた家に生まれ育った。幼いころから冬の寒さの中で父や母、祖父母が夜明け前から麺を仕込む姿を見てきた。三輪そうめんは…
ならまちの、ひっそりした住宅街を歩く。観光の喧騒が一枚、二枚と剝がれ、路地の空気が少し乾く。 御霊神社の朱色、その少し先に、看板の主張をほとんど持たない店がある。そこは、日本一おいしいカレー屋さんである。 店の名は「菩薩咖喱」(ぼさつかりー…
人口5万人に満たない奈良県桜井市には、和菓子の名店が三つもある。江戸時代創業の「みむろ」、昭和創業の「吉方庵」、そして平成の世に誕生したのが天平庵(てんぴょうあん)である。天平庵は、2006年(平成18年)12月16日に創業し、本店を奈良県桜井市吉備…
奈良県桜井市の名物「みむろ」は、弘化元年(1844年)創業の老舗・白玉屋榮壽(しらたまや えいじゅ)が代々一子相伝で受け継いできた最中である。創業以来170年以上にわたり、変わらぬ製法で作られている。 奈良・桜井の名物「みむろ」の由来 みむろ最中の…
談山神社へ行くとき、いつも車を「御休憩所ふくや」に停めさせてもらう。 神社の参拝は、石段を上がって境内に入ってから始まるものだと思われがちだ。けれど、ここでは少し違う。車を降り、山の空気を吸い、店先の提灯と古びた看板を見る。その時点で、もう…
奈良は、その静けさを破って、はっきりと「食欲」という言葉に姿を与える匂いがある。それが、天理スタミナラーメンだ。 始まりは1978年、天理郵便局前の屋台だった。夜の路上に灯りがともり、人が集まり、言葉が交わされ、腹が満たされる。1981年には桜井三…
ごはんの湯気は、嘘をつかない。 「さくらいとれとれ市場」の前に立つと、空が広い。青空の下に、どこかのんびりした色合いの看板が並び、その一角に「お米Café ごはんとおとも」がある。 肩ひじを張った店ではない。けれど、通り過ぎるには少し惜しい気配が…
奈良県桜井市三輪。そうめんの聖地に、「てのべたかだや」鮮やかに新しい風を通している。運営するのは、創業130年を超える老舗「マル勝髙田商店」。父が存命のころ、実家の三輪そうめんを卸していたお得意様でもあった。 かつて卵を入れた黄色い「色付き素…
三条通りは、夜が早い。昼間は観光客の足音で明るく膨らんでいる通りも、夕方を過ぎると、店がひとつ、またひとつと暖簾をしまっていく。その中で、夜22時まで灯りをつけているラーメン店がある。 「麺屋 侍道場」 2023年12月11日にオープンした、まぜそばを…
名称:月の舟(つきのふね) 原材料:小麦粉(国内製造)、アーモンド、砂糖、バター、カカオ、かぼちゃの種、卵、ひまわりの種、ぶどう糖、植物油脂、バターオイル、蜂蜜、還元水飴、乳糖、乳たんぱく、塩、モルト、クリーム、脱脂粉乳/トレハロース、乳化剤…
25年前、近所に老夫婦が営むうどん屋があった。素朴だが、心に残る一杯を食わせてくれる店だった。しかし、数年のうちに暖簾は下ろされてしまった。 いま奈良でうどんを求めるなら、五條に「山直」という絶品の店がある。けれど車で一時間以上かかる。桜井で…
20年前、極真空手の全国大会を目指しながら、桜井市芝のミニストップでアルバイトをしていた。場所柄、観光客からしょっちゅう訊かれた。 「三輪そうめんを食べられる店はありますか?」 そう訊かれるたび、すぐ隣にある「千寿亭(せんじゅてい)」を案内し…
奈良県桜井市は、三輪そうめん発祥の地である。これは日本最古の麺類にあたる。 1877年(明治10年)創業、三輪そうめんの製造を営んでいた家に生まれ育ったYAMATOから言わせてもらえば、三輪そうめんは夏だけの食べ物ではない。冷やして啜れば、白い細糸が喉…
ならまちには、日本一おいしいカレー屋さん「菩薩咖喱」がある。そして、ならまちには日本一おいしい和菓子屋さんがある。 1897年(明治30年)創業の「春日庵(かすがあん)」である。 三輪駅からJR桜井線、万葉まほろば線に乗り、JR奈良駅へ。ならまち大通…
名称:かしょうか 販売期間:6月16日限定 販売元:吉方庵 価格:378円 「嘉祥菓(かしょうか)」は、奈良県桜井市にある吉方庵(きっぽうあん)が和菓子の日である6月16日だけ限定で販売する善哉。店頭には並ばず事前予約のみの受注生産で、賞味期限も当日中…
談山神社の入山受付を済ませ、二の鳥居の脇へ進むと、森に寄り添うように小さな食事処が現れる。 「かたらいの杜」 2022年4月1日にオープンした、談山神社の食事処・休憩処である。黒い木壁の建物に、木組みの入口。店先には「そば」「うどん」の幟が揺れ、…
奈良県桜井市茅原、日本最古の古道「山辺の道」沿いにひっそり佇む和カフェ「山辺の道 花もり」 2005年の創業以来、大神神社から桧原神社へと向かう参道の途中、貴船神社の向かいにある。 駐車場もなく駅からも遠いためアクセスは決して良いとは言えないが、…
JR奈良駅から万葉まほろば線で桜井へ戻ると、車内に「次はみわ、三輪駅です」というアナウンスが流れる。京終(きょうばて)、天理、巻向(まきむく)。どれも良い名前だが、「みわ」だけは響きが違う。そこには、悠久の歴史と神話の薫りが混じっている。 そ…
お世話になった登山家の、一番好きな食べものがクレープだった。エヴェレストへアタックする前の減量期間、クレープを我慢しなければならないのが一番つらいと言っていた。山の恐怖より、クレープ断ちの方がこたえるらしい。 それを聞いたとき、なんだそれは…
ふるさと奈良県桜井市の和菓子といえば、「みむろ」の名が真っ先に挙がった。弘化元年、1844年の創業から最中ひとつで時代を超え、地元の人々に寄り添ってきた老舗だ。桜井から帰るお土産といえば、「みむろ最中」だった。その桜井で、もうひとつの名が、ゆ…
名称:てんぴょうぱい くがねしろがね 原材料:小麦粉、バター、卵黄、食塩)、砂糖、小麦粉 販売期間:通年 賞味期限:20日 容量:13g カロリー:73kcal 販売元:天平庵 価格:160円 奈良県桜井市の「天平庵」が手がけるパイ生地に砂糖をまぶしサクサクした…
奈良の南の名物が「柿の葉寿司」なら、北の名物は奈良漬である。 奈良漬とは、塩漬けにした野菜を熟成した酒粕に漬け込み、余分な水分と塩分を抜きながら、日本酒の辛さ、甘み、旨味をゆっくり染み込ませた漬物である。 「漬物の宝石」と称えられる奈良を代…
名称:コーヒークッキー 原材料:バター(国内製造)、小麦粉、砂糖、ミルクアーモンド、ハチミツ、塩 販売期間:コーヒーフェア実施期間 賞味期限:20日 容量:16g カロリー:92kcal 販売元:天平庵 価格:160円 天平庵は、日本の菓子発祥の地・奈良を出発…
JR奈良駅から三条通へ出て、東へ歩く。観光客の声が流れ、土産物屋が並び、道の向こうには奈良公園や古刹の気配がある。奈良の中心にありながら、その店の前だけ、少し時間の流れが違って見える。 「今西本店」 白い瓦屋根の下に、深く年を重ねた木の看板が…
桜井市と天理市の境、田んぼがひらけ、風が抜け、遠くに山の稜線が薄く残る。すぐ近くには、日本の最初期の古墳群「纏向(まきむく)古墳群」が点在し、人の暮らしと、はるか昔の層が、同じ空の下で重なっている。 田園地帯、狭い県道50号線を走っていくと、…
名称:山吹(やまぶき) 原材料:砂糖(国内製造)、いんげん豆、小麦粉、オレンジ、卵、還元水飴、蜂蜜、洋酒、水飴、バター/トレハロース、膨張剤、香料 販売期間:通年 賞味期限:15日 容量:34g カロリー:101kcal 販売元:天平庵 価格:180円 「山吹」…