奈良の神社
天皇社(てんのうしゃ)は、日本最古の神社である大神神社の末社。3世紀頃、邪馬台国の後を継いで日本(大和)を統治した第十代の崇神(すじん)天皇をまつる。 場所は、大神神社の境内の南側の駐車場の手前、成願稲荷神社の近く。気付かずに通り過ぎる人も…
">奈良県桜井市に鎮座する大神神社(おおみわじんじゃ)は、紀元前から存在する日本最古の神社。古代の神祀りの形態をそのまま伝え、本殿を持たず"国のまほろば"三輪山そのものをご神体として祀る。 ">キリスト教の聖地がエルサレム、イスラム教の聖地がメッ…
辰五郎大明神は、奈良県桜井市三輪、狭井神社の北東にある稲荷社で、江戸時代の豪商・淀屋辰五郎を祀っている。小さな神社ながら由来には謎が多く、1979年刊行の『桜井市史』にも記録されていない。 辰五郎大明神の場所 辰五郎神社の歴史 祭神 大神神社・三…
狭井神社(さいじんじゃ)は、奈良県桜井市にある神社。正式名称は狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわのあらみたま)神社で、日本最古の神社である大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社(本社の祭神と縁故の深い神を祀る小規模な社殿)に当たる。 古来より…
奈良県桜井市穴師。相撲発祥、みかん発祥の地として知られるこの里に、地元の人でも気づかず通り過ぎてしまいそうな春日神社がある。 桜井市内だけでも、春日神社は10社以上ある。全国に目を向ければ、「春日神社」と名のつく社は3000を超える。呼び名も「春…
路地の先で、空気が変わった。茅原の集落を抜けると、白い塀と黒い瓦がつくる静かな四角形が現れる。神御前神社(かみのごぜんじんじゃ) 入口には素木の鳥居、低い姿で並ぶ。白砂の玉砂利は乾いていて、足音をすぐに呑み込む。社号標には「大神神社摂社 神…
采女神社は、奈良市樽井町(たるいちょう)、猿沢池の西北畔に鎮座する春日大社の境外末社(神社の本社に付属し、その管理下にある小規模な神社)である。 東大寺、興福寺、春日大社といった大きな名刹が立ち並ぶ奈良公園の一角にありながら、この神社は驚く…
奈良には「氷室(ひむろ)」の名を持つ神社が2つある。ひとつは天理市福住町(ふくすみちょう)の山里に鎮座する“氷発祥の地”の氷室神社(允恭天皇3年=414年創建) もうひとつが、奈良公園の入口、奈良国立博物館の正面に、さらりと涼しい顔で立っている奈…
奈良県天理市福住町に、氷室神社が鎮座している。天理市の東部、奈良盆地から少し離れた高原の集落である。桜井方面から国道25号線を走り、福住の山あいへ入っていくと、町の熱が少しずつ遠のいていく。周囲には田畑と山林が広がり、境内の近くには広い砂利…
奈良県桜井市三輪の山の辺の道沿いに鎮座する桧原(ひばら)神社は、大神神社の摂社であり、古くから「元伊勢」と呼ばれてきた社である。 本殿を持たず、三輪山を神体とし、三ツ鳥居を通して拝む独特の形式は珍しい。ここを訪れれば、伊勢神宮へと続く信仰の…
ふるさと奈良県桜井市といえば、日本最古の神社・大神神社、藤原鎌足を神として祀った、日本最初の「人物神社」である談山神社が有名である。だが、「気(パワー)」の強さで日本一といえば、実は別の場所にある。 等彌神社。読みは「とみじんじゃ」。地名の…
談山神社(たんざんじんじゃ)は、奈良県桜井市・多武峰(とうのみね)の中腹に抱かれた古社。実在の人物・藤原鎌足を神として祀った、日本最初の「人物神社」とされる。境内には約3000本の楓が広がり、秋には山全体が燃えるような紅葉に包まれる。 1931年(…
田のあいだを流れる細い川を渡っていく。水は浅く、春の光をそのまま受けて、何でもない顔で流れている。遠くには山並みが重なり、畑と集落がその手前にひらけている。 宇陀という土地は、風景のほうから話しかけてくる。その先に、阿紀神社がある。 大きな…
大直禰子神社(おおたたねこ)は、奈良県桜井市にある神社。日本最古の神社・大神神社の境外摂社(本社の祭神と縁の深い神を祀る小規模な神社)にあたる。 祭神が大物主大神の子孫である事から若宮社とも表記し、地元では「若宮さん」と親しみを込めて呼ばれ…
「大和橘(やまとたちばな)」というミカンが最初に栽培された場所、みかん発祥の地である奈良県桜井市穴師(あなし)は、相撲発祥の地でもある。 田畑の向こうにゆるやかな丘陵がのび、古代の都「纒向(まきむく)」の記憶が、静かな土地の呼吸として残って…
桜井駅から南へ歩いて10分ほど、谷の小さな丘の上に「若櫻(わかさ)神社」は静かに佇んでいる。ここは「桜井市」の由来となった深い関係を持ち、桜井で暮らす「さくらびと」にとっては特別な場所だ。 石の鳥居の上に、桜が覆いかぶさるように咲いている。枝…
実家から1キロ。自転車10分。路地を抜けると、空気の密度が少し変わる。畦道の先、白い玉垣と杉の緑が視界をしぼめ、石段の上に小さな社殿が現れる。玉列神社(たまつらじんじゃ) 奈良県桜井市慈恩寺。三輪山の気配が、家並みの屋根を越えてそっと降りてく…
成願稲荷神社(じょうがんいなりじんじゃ)は、奈良県桜井市三輪に鎮座する稲荷神社。日本最古の神社である大神(おおみわ)神社の末社であり、商売繁盛や五穀豊穣、家内安全の神として信仰を集めている。 大神神社と平等寺の間にあり、観光客で賑わう喧騒か…
奈良・明日香。二上山、畝傍山、甘樫丘を遠くに見渡す鳥形山に、いまも八十万の神々のざわめきが残っている。そこが飛鳥(あすかいます)坐神社だ。 石段をのぼると、風が古代語を話しはじめる。参道のあちこちに立つ陽石は、春を呼ぶ沈黙の祈り。山の神を迎…
神宝(かんだから)神社は、奈良県桜井市にある神社。大神神社の摂社(本社の祭神と縁の深い神を祭った社)にあたり、三ツ鳥居の東、参道の脇にある。 参道入り口に明神鳥居があり、神様の宝物をお守りする神社。いつ創建されたのか歴史は不明だが、室町時代…
八坂神社(やさかじんじゃ)は、奈良県桜井市金屋に鎮座する神社。三輪山山麓に南面して鎮座する。大神(おおみわ)神社の末社(本社に付属した神社)にあたり、古くから金屋の氏神として崇敬され、山林や農業の守護神、疫病や災難を除ける神として信仰され…
全国に「春日神社」と名のつく社は3000を超える。春日大社を総本社とする奈良県は特に多く、どこの市を歩いても必ずと言っていいほど「春日神社」に出逢う。 特に橿原市は春日神社が多く、その数は30社前後にも及ぶ。八木春日神社は、畝傍御陵前駅の目の前と…
天岩戸(あまのいわと)神社は、奈良県橿原市南浦町、天香久山の南麓に鎮座する神社である。天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れ、世界が暗闇に包まれたとされる「岩戸隠れの伝説」に由来する。 これほど由緒ある神社が、南浦集落の中心に位置…
国常立神社(くにとこたてじんじゃ)は、奈良県橿原市南浦町、天香久山(あまのかぐやま)の山頂に鎮座する神社である。 大和三山(耳成山・畝傍山・天香久山)のうち、山頂に神社をもつのが天香久山であり、この山が古代から特別な意味を帯びていたことを語…
奈良県橿原市。大和三山のひとつ、天香具山(あまのかぐやま)の真北、山を仰ぐように鎮座するのが天香山神社(あまのかぐやまじんじゃ)である。 創建年代は不詳。由緒書きに明確な年号はなく、ただこの場所に「在り続けてきた」ことだけが、静かに伝わって…
奈良県桜井市池ノ内。集落に連なる小高い丘の上に、ひっそりと鎮座しているのが稚櫻(わかさくら)神社である。 この神社は、平安時代中期に編纂された『延喜式』神名帳に記された式内社。式内社とは、朝廷から公式に認められた神社のことで、全国に約2,800…
大和神社(おおやまとじんじゃ)は奈良県天理市にある神社。神社側の由緒では、創建を崇神天皇6年(紀元前92年)と定めており「日本最古」とされている。 ただし、有史以前から存在するとされる「大神(おおみわ)神社」を日本最古とする意見が多い。 大和神…
「伊射奈岐(イザナギ)神社」は、奈良県天理市の柳本町にある神社。 同名の神社の中でも広く、境内にいくつもの摂社(祭神と縁の深い神を祭った社)があり、八百万の神の形態を伝える。 他県の神社と比較して珍しいのは、全長約103メートルの前方後円墳であ…
日本最古の神社である大神(おおみわ)神社。紅葉が黄色へと色を移し、風に誘われた落ち葉が静かに舞いはじめる頃、拝殿前の正面鳥居では、大しめ縄の交換が訪れる。 毎年12月に行われる飾り付けが、「大注連縄奉納奉告祭」である。紅葉も、鳥居も、大神神社…
奈良県桜井市外山(とび)の山あい、鳥見山の北麓にひっそりと鎮座する宗像神社。外山は、『日本書紀』の記述にも登場する「金の鵄(とび)」が地名の由来と考えられ、古墳群が広がる丘陵上に位置している。 茶臼山古墳 宗像神社の前にも、前方後円墳の初期…