奈良の神社
奈良県桜井市に鎮座する大神神社(おおみわじんじゃ)は、紀元前から存在する日本最古の神社である。古代の神祀りの形態をそのまま伝え、本殿を持たず"国のまほろば"三輪山そのものをご神体として祀る。 大神神社の歴史 大神神社の呼称の変遷 ご神体・三輪山…
神宝(かんだから)神社は、奈良県桜井市にある神社。大神神社の摂社(本社の祭神と縁の深い神を祭った社)にあたり、三ツ鳥居の東、参道の脇にある。 参道入り口に明神鳥居があり、神様の宝物をお守りする神社。いつ創建されたのか歴史は不明だが、室町時代…
狭井神社(さいじんじゃ)は、奈良県桜井市にある神社。正式名称は狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわのあらみたま)神社で、日本最古の神社である大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社(本社の祭神と縁故の深い神を祀る小規模な社殿)に当たる。 古来より…
八坂神社(やさかじんじゃ)は、奈良県桜井市金屋に鎮座する神社。三輪山山麓に南面して鎮座する。大神(おおみわ)神社の末社(本社に付属した神社)にあたり、古くから金屋の氏神として崇敬され、山林や農業の守護神、疫病や災難を除ける神として信仰され…
全国に「春日神社」と名のつく社は3000を超える。春日大社を総本社とする奈良県は特に多く、どこの市を歩いても必ずと言っていいほど「春日神社」に出逢う。 特に橿原市は春日神社が多く、その数は30社前後にも及ぶ。八木春日神社は、畝傍御陵前駅の目の前と…
天岩戸(あまのいわと)神社は、奈良県橿原市南浦町、天香久山の南麓に鎮座する神社である。天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れ、世界が暗闇に包まれたとされる「岩戸隠れの伝説」に由来する。 これほど由緒ある神社が、南浦集落の中心に位置…
国常立神社(くにとこたてじんじゃ)は、奈良県橿原市南浦町、天香久山(あまのかぐやま)の山頂に鎮座する神社である。 大和三山(耳成山・畝傍山・天香久山)のうち、山頂に神社をもつのが天香久山であり、この山が古代から特別な意味を帯びていたことを語…
奈良県橿原市。大和三山のひとつ、天香具山(あまのかぐやま)の真北、山を仰ぐように鎮座するのが天香山神社(あまのかぐやまじんじゃ)である。 創建年代は不詳。由緒書きに明確な年号はなく、ただこの場所に「在り続けてきた」ことだけが、静かに伝わって…
奈良県桜井市池ノ内。集落に連なる小高い丘の上に、ひっそりと鎮座しているのが稚櫻(わかさくら)神社である。 この神社は、平安時代中期に編纂された『延喜式』神名帳に記された式内社。式内社とは、朝廷から公式に認められた神社のことで、全国に約2,800…
大和神社(おおやまとじんじゃ)は奈良県天理市にある神社。神社側の由緒では、創建を崇神天皇6年(紀元前92年)と定めており「日本最古」とされている。 ただし、有史以前から存在するとされる「大神(おおみわ)神社」を日本最古とする意見が多い。 大和神…
「伊射奈岐(イザナギ)神社」は、奈良県天理市の柳本町にある神社。 同名の神社の中でも広く、境内にいくつもの摂社(祭神と縁の深い神を祭った社)があり、八百万の神の形態を伝える。 他県の神社と比較して珍しいのは、全長約103メートルの前方後円墳であ…
日本最古の神社である大神(おおみわ)神社。紅葉が黄色へと色を移し、風に誘われた落ち葉が静かに舞いはじめる頃、拝殿前の正面鳥居では、大しめ縄の交換が訪れる。 毎年12月に行われる飾り付けが、「大注連縄奉納奉告祭」である。紅葉も、鳥居も、大神神社…
奈良県桜井市外山(とび)の山あい、鳥見山の北麓にひっそりと鎮座する宗像神社。外山は、『日本書紀』の記述にも登場する「金の鵄(とび)」が地名の由来と考えられ、古墳群が広がる丘陵上に位置している。 茶臼山古墳 宗像神社の前にも、前方後円墳の初期…
桜井駅から南へ歩いて10分ほど、谷の小さな丘の上に若櫻(わかさ)神社は静かに佇んでいる。ここは「桜井市」の由来となった深い関係を持つ。 参道の鳥居をくぐり、落葉を踏みしめながら石段を登ると、境内には思いがけないほど澄んだ空気が広がっている。 …
奈良県桜井市の笠地区。標高480mの山道を登っていくと、ひっそりと、それでいて凛とした空気をまとった「笠山荒神社」が姿を現す。ここは“荒神さん”と呼ばれ、古くから地元の人に大切にされてきた神社だ。 荒神とは、仏(ほとけ)・法(のり)・僧(そう)の…
桜井市は、石を投げれば春日神社にあたる。少なくとも市内に10社以上ある。祀る神様も微妙に違う。 桜井の春日神社は山間にあることが多いが、江包(えっつみ)の春日神社は、初瀬川の右岸にある。 素盞鳴神社に近接し、春日神社の例祭は10月18日だが、2月11…
奈良の桜井市には、スサノオを祀る神社が全部で五つある。表記は少しずつ違う。 素佐男神社(奈良県桜井市三輪) 素盞鳴神社(桜井市慈恩寺) 素盞雄神社 (奈良県桜井市初瀬) 須佐之男神社 (奈良県桜井市辻) 素盞鳴神社 (奈良県桜井市江包) 実家のいち…
近鉄長谷寺駅から、観光客が吸い寄せられるように歩いていく参道。その道をほんの少しだけ外れると、空気が急に変わる。湿度が増すわけでも、温度が下がるわけでもない。ただ、「日常」がふっと後ろに下がって、ひとつ深い呼吸が差し込んでくる。 そこに、與…
色づく与喜山 (よきやま)を眺めながら長谷寺へ向かう参道から少し外れる。 連歌橋を渡ると、初瀬川の細い流れが、遠い記憶をたぐり寄せるように谷間をなぞっている。 橋を渡れば、山の斜面は急に濃い緑をまとい、家々の屋根は影の中へ沈んでいく。道はかす…
成願稲荷神社(じょうがんいなりじんじゃ)は、奈良県桜井市三輪に鎮座する稲荷神社。日本最古の神社である大神(おおみわ)神社の末社であり、商売繁盛や五穀豊穣、家内安全の神として信仰を集めている。 大神神社と平等寺の間にあり、観光客で賑わう喧騒か…
談山神社(たんざんじんじゃ)は、奈良県桜井市・多武峰(とうのみね)の中腹に抱かれた古社。実在の人物・藤原鎌足を神として祀った、日本最初の「人物神社」とされる。境内には約3000本の楓が広がり、秋には山全体が燃えるような紅葉に包まれる。 1931年(…
「大和橘(やまとたちばな)」というミカンが最初に栽培された場所。みかん発祥の地である奈良県桜井市穴師(あなし)は、相撲発祥の地でもある。 田畑の向こうにゆるやかな丘陵がのび、古代の都「纒向(まきむく)」の記憶が、静かな土地の呼吸として残って…
天皇社(てんのうしゃ)は、日本最古の神社である大神神社の末社。3世紀頃、邪馬台国の後を継いで日本(大和)を統治した第十代の崇神(すじん)天皇をまつる。 場所は、大神神社の境内の南側の駐車場の手前、成願稲荷神社の近く。気付かずに通り過ぎる人も…
活日(いくひ)神社は、奈良県桜井市三輪にある神社。日本最古の神社・大神神社の摂社にあたり、酒の神様を祀る点で、大神神社と深い結びつきがある。 大神神社の拝殿から山の辺の道を北に行き、狭井神社へ向かう途中にある。 活日神社の名前 活日神社の歴史…
奈良県桜井市忍阪(おっさか)。古代からの街道沿いに、静かに佇む小さな祠がある。それが、玉津島明神(たまつしまみょうじん)である。 忍坂坐生根神社(おしさかにますいくねじんじゃ)から南へ100メートル、生谷(いくだに)と呼ばれる集落の中に建ち、…
奈良県桜井市の忍阪(おっさか)に鎮座する忍坂坐生根神社(おしさかにますいくねじんじゃ)は、外鎌山(とがまやま・忍坂山)の西麓に立つ古社。忍阪の氏神として古くから厚い信仰を集めている。 創建は不明だが、すでに『延喜式神名帳』(927年)に名を残…
奈良県桜井市の忍阪(おっさか)にある忍坂山口坐(おしさかやまぐちにます)神社は、古い時代から続く神社で、「延喜式(えんぎしき)」という平安時代の神社名簿にも登場する由緒ある神社。 昔は「天一(てんい)明神」と呼ばれていた。今も外鎌山(とがま…
奈良県桜井市脇本の集落の奥に、静かな鎮守・春日神社がある。南向きの境内には石の明神鳥居が立ち、石灯籠が並ぶ参道の先に拝殿が見える。 拝殿の奥には檜皮葺の本殿があり、その背後には木々の生い茂る丘陵がせまる。屋根の鬼板には春日大社と同じ下り藤の…
奈良県桜井市箸中ののどかな田んぼの中に、木々に囲まれた静かな神社がある。それが「国津神社(くにつじんじゃ)」である。 入口には石の鳥居が立ち、まっすぐな石畳の道が拝殿へと続く。古びた灯籠が並び、木造の社殿の屋根は時を重ねたやわらかな色をして…
奈良県桜井市戒重の国道169号線沿いに鎮座する春日神社は、桜井市内に5社以上ある春日神社の中でも特に知られた一社である。 わざわざ「春日神社前」という交差点があり、地域の中心的な存在であることを物語っている。社殿は西を向き、鳥居をくぐると玉垣に…